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目指せバイリンガル!
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新疆で中国語教育が進む、生徒60万人がバイリンガルに サーチナニュース 新疆ウイグル自治区教育当局はこのほど、同自治区では中国語と自民族母語による「バイリンガル教育」を受けている少数民族の生徒が、約60万人(全体の25.4%)に達したと発表した。中国新聞社が3日付で伝えた。 同自治区では、幼稚園・小学校・中学校・高校 ... |
Q | 英語を勉強する人は、もう一つ外国語を同時に学習した方が効率が良いと聞きましたがほんとうでしょうか。あと、バイリンガルは2重人格といいますが、トリリンガルは3重人格でしょうか。 |
A | 似た言語を学習することで、単語や文法が頭に入りやすいという利点もあると思いますが、かえって混乱することもあります。わたしの場合は英語と並行してイタリア語を勉強し始めた頃から(当時すでに実用英検1級には受かっていましたが)、英語でメールを書いていて、イタリア語の影響を受けた間違いが出始めたのに自分で気づきました。イタリア語を勉強するのには、確かに中級あたりになってから、英語の単語の知識がイタリア語の学習を容易にしてくれた点がありますが、イタリア語の勉強を始めてからは、英語の学習がだんだんなおざりになり、たまに英語で話したり書いたりすると、最初は頭をイタリア語から切り替えられずに、大変でした。英語と近い親戚関係にあるドイツ語やまた英語にかなり影響を与えているフランス語であれば、また他の方が言われているように、効率も違ってくるかと思います。個人的には、もし英語を勉強することが目的であれば、まずはしっかりと英語を勉強された方がいいと思います。読む・書く・聞く・話すことを重ねるほど外国語が身につきます。また、一つの外国語をまずしっかりとモノにした人は自分の学習方法をきちんと確立できている場合が多く、それを次の言語の学習に役立てることができやすいという研究結果もあります。バイリンガルはその程度にもいろいろありますが、生まれた頃から本当にどちらの言語も同じように使える人たちは、2重人格というよりも「話す場・相手」によって、使う言語を自然に変え、ひどい場合には、一つの文の中に2言語が混じったりすることもあるようです。バイリンガル研究では、子供が小さい頃から他の外国語を学ぶことによって、より広い視野で考え、より他人への関心や理解の深い大人に成長するという結果が出ていたかと思います。2重人格、3重人格が問題になるのは、たぶん大人になってからいろいろな言語を勉強したときの場合が多いと思うのですが、極端な人格の差というよりは、言語と文化の深い密接なかかわりによると思います。たとえば、日本語は日本社会の「他の人が話しているときは最後まで聞いてから、自分の話を始める」という暗黙のルールのようなもの、逆にイタリアや南アメリカの言語では「他の人が話していても、思いついたことがあり、皆に関心のあることだと思えば、他人の話を最後まで聞かず、自分も話を始める。それも他の人の関心を呼ぶため、大声で話を切り出す。」といったさまざまな行動の慣習のようなものを言語を取り巻くものとして包括しています。ですから、その言語を使う人も(私もそうです)、イタリア語で話すときは、他人が話していても自分で意見をはさむことがあり、一方日本語で話すときは…と対応や心構えが変わってきます。何重人格というよりは、各言語に応じた慣習的な会話行動を取る、ということのような気がします。 |